公益財団法人山田進太郎D&I財団は、2023年5月21日(日)に【第5回STEM Girls座談会~なんで私が医学部に!?文理選択も含め悩みながら見つけた自分の進路~】を開催しました。スピーカーは、学生アンバサダーで医学部生のAsako!文学にも医学にも関心が高く、進路選択について悩みに悩んだAsakoの実体験を聞いたり、同じく医学部に通う第1期アンバサダーmaruとの「医学部あるある」を聞いたりと、学びの多いイベントとなりました。イベントの一部を、当日参加できなかった皆さんにもお届けします!【スピーカー】Asako第2期学生アンバサダー医学部5年生文学賞受賞経験あり、作詞、現代アート、短歌など、小説以外の分野でも創作を行う。maru第1期学生アンバサダー医学部5年生神戸出身。中高はバスケ部、大学は軽音。趣味は音楽、写真、ゲーム、デザイン。Asakoの進路選択ストーリー小中学生時代の得意分野は理数系、歴史、美術、体育と、文理入り混じったAsakoが高校に進学して出会った憧れの人物は「芥川龍之介」と「ブラック・ジャック」。ここで、Asakoは、高校1年の文理選択の前で、文学と医学という両極端の選択肢に悩むことに。色々な人に相談してみますが、逆に色々な意見をもらって定まらなくなります。当時は大変だったけれども、今思い返せばやはり「悩むことこそ大事」!結論、ご両親の「文系は大変だから」という声と、理系から文転はできるしということで理系進路を選択します。進路選択の後にきた悩みは受験。直前まで医学部の中でも阪大?いや、地元?やっぱり文系学部に?と悩みまくります。結論、医学部を選択したAsako。しかし医学部に進学した=医学しかできないということでもありません。「ブラック・ジャックの作者、手塚治虫も漫画と医学を両立させてたんだから」と、コロナ禍の時間を利用して文学に励み、2年連続の星新一賞入賞を果たします。得意になるには何ごともインプット・アウトプットの繰り返しだとのこと。現在は医学部実習を行いながら、執筆活動、ライターのバイト、アーティストとのコラボ活動、そしてこの学生アンバサダーと多岐にわたる活動を行っています。「やる気があれば何でもできる!」がモットーだそうです。さらに、医学部の学費を補助してくれる奨学金の情報も教えてもらいました。Asakoからの持ち帰ってほしいメッセージは4つ。・自分の可能性を限定しない・「面白い!」と思ったことに飛び込んでみる・理系はとっても面白い!・やる気があれば何でもできる!Asakoとmaruの座談会タイム第1期学生アンバサダーのmaruも、高校時代受験ギリギリまで部活のバスケに励んだ後、進路選択について沢山悩みました。結果として医学部を選択しますが、医学部=医学しかできない、ではなく自分の興味のあることにどんどん挑戦しています。そんな2人ですが、座談会後半では、トークテーマに沿って語り合いました。【2人が知り合ったきっかけ】Asako:maruちゃんからSNSのDMにメッセージをくれて、話したら共通の友達もいて盛り上がったのがきっかけです。このアンバサダー応募もmaruちゃんがやっててめっちゃ面白そう!と思って応募しました。maru:D&I財団とは別でクリエイターを応援する財団にAsakoちゃんが入ってたのも気になって、DMしようと思って。自分次第で人脈を広げていけるのは大学生の強みですね。挑戦したいことを助けてくれるシステムが色々あるので、ぜひ活用してほしいです。【文理選択の思い出】maru:理系はつぶしがきくってもよく言うけど、文系で学べるものは人間が作ったもので、理系は人間が関与してないシステムっていうところが、最初はそこが大きかったかな。Asako:めっちゃ素敵!人間の営みじゃないものってロマンがあるよね。あと医学は広げやすいとは思っていて、実学寄りだけど森鴎外は文学にも接続するし、生物、歴史、色々なところにつながってるよね。文系行った子も理系行った子も楽しそうにやってるので、たくさん悩んでほしいです。【特に楽しかった授業・分野】Asako:公衆衛生は医学分野っぽくなくて楽しかったのと、子どもが好きだから小児は楽しかったな。授業中眠すぎて怒られるなってときに小児の話題が出たら一瞬でテンション上がって目が覚めた(笑)。maru:楽しかったのは法医学かな。教授がイケボで(笑)Asako:法医学の教授がイケボなのはうちの大学もそうかもしれない(笑)【参加者からの質問コーナー】Q:医学部の男女比は?maru:うちは130人くらいいるうちの20-30人くらいが女子かな。下の学年に行くに連れて女子が増えてる印象。Asako:年々増えてるのはほんとにそうだと思う。うちは男女半々くらい、やや女子少ないくらいかな。Q:医学部は難関ですが、勉強方法はどうしたら?Asako:一般入試だと、共通テストと過去問。このふたつができてたら絶対合格できる。受験はマラソンみたいなものなので、毎日コツコツ走りましょう!maru:推薦受けるのもオススメです。推薦1本というのではなくて、本気でどこかを狙いつつ、合格率を上げるためにって感じが良いかなと。推薦だと経歴を求められるので、学業の合間に興味のあるものにチャレンジして自分のカラーを出していくこと、あとは文章力。ロジカルな文章をかけることが求められるかな。まだ文理選択の前の時点でここに来てるみなさんは絶対に大丈夫です!Asako:本当に可能性の塊だと思ってます!参加後のアンケートでも嬉しい声を頂きました!医学部は忙しいイメージがあって、他のことはあんまりできないと思っていましたが、今回お話されていたお二方は、医学だけではなくほかの興味があることもやっているということを聞いて、少し励みになりました。わたしは理系志望なので、とても参考になりました。どちらかというと、科学に興味があったのですが、医学にも興味が沢山湧きました。本日は貴重なお話をしてくださって、誠に有難う御座いました。私も文理選択や、将来の方向性を決めるのにとても悩んでいるので、先輩方も悩んでいたという体験談などが聞けて少し安心しました。しっかり悩んで決めていきたいと思いました。財団では、今後も中高生や先生、保護者の皆さんに向けて、参考になるイベントを開催していきます。ご期待ください。